英語の試験

ほとんどの企業で英語力を評価する基準が、TOEICのスコアです。

私も再就職活動中に受験しました。海外で英語を学んで帰ってきたので実力を示しておかなければ、と。

 

受験日までにあまり時間がなかったため、TOEICマガジンで勉強しました。ところが付録の模擬試験をやってみると、500~600点くらいしか取れない。海外で勉強してきたのに・・ショックでした。あとで分かったことですが、模擬試験は実際の試験内容より難しいレベルだったのです。

 

1回目の受験結果は805点。まあまあとは思いましたが、再就職に苦労していたので、もっと良い結果を出さなければと思い、2ヶ月後に再受験し915点をマークしました。

 

TOEICは、リスニングとリーディングに分かれていますが、リスニング問題は注意深く聞かないと、ひっかけ問題があるように思われました。リーディングはとにかく分量が多い。先に問題を読み、速読しながらポイントはどこかを素早く見つけなければなりません。

 

受験対策としては、TOEICの問題パターンに慣れておくことと解答のテクニックを磨く、ということです。そのおかげで、2回目の点数は大幅アップができたのです。

 

TOEICがなかった学生時代には英検(準一級)にチャレンジしました。1989年ですので、ずいぶん昔のことです。当時の大学入試(共通一次試験)よりもレベルが高く、受験対策が必須でした。

一次試験はペーパー試験、二次試験は面接での口頭試験がありました。1回目の試験では一次は合格したものの、二次で不合格。2回目の受験でようやく二次試験をパスしました。

 

ただ、TOEICや英検の結果が良かったとしても、実務で使えるかどうかは別の話。聞いて話せるようになるためには、業務上での訓練と経験が必要になります。