上司との関係

会社に所属していると、誰もが悩む上司との関係があります。

 

私の場合、上司からの指示や会議の内容がモチベーションを下げ、そのうえ理不尽な嫌味やパワハラを数多く受けたため、我慢ならず人事に訴え、社長、人事、上司、私の4者面談を設定してもらいました。上司本人の前で本人の悪いところを次々に指摘させてもらったのです。

このように上司を訴えるようなことをすると、上司との関係が険悪になり、同じ部署に居づらくなるのでは?という恐れを感じるのでしょうが、私の場合はそんなことを恐れている場合ではないほど、ひどい状況でした。そのうえ仕事はしばしば深夜まで及び「軽度の適応障害」と診断され、自宅療養するに至りました。

 

その後、上司本人が改善できたかどうかのフォローアップ面談も実施され、面談後は、さすがに上司も多少気を使ってくれるようになり、嫌味やパワハラはなくなりましたが、仕事のモチベーションは上がらないままでした。数年後、別部署へ異動することになり、この上司との関係はなくなりました。この部署移動には、上司との関係を考慮してくれた会社側の配慮が背景にあり、結果的に人事への訴えが私にとってプラスになりました。

 

私はいくつかの会社で、いろんな上司とお付き合いしてきましたが、問題がある上司に共通して言えるのは、自分の役割をきちんと理解していないということです。ポジションが上がると(大きくなる)責任を逃れたい・自分のポジションを守りたいというエゴと防衛意識が強くなるのでしょう。上司は、無意識にこのような行動に出てしまいますから、それを指摘し気付かせてあげなければなりません。上司は責任が大きい分、それなりの給料をもらっているということを。

 

不満を抱えながら我慢して働くのは止めましょう。上司に問題があるなら話し合いをすべきです。一人で戦うのはリスクも大きくでしょうから、同僚たちと一緒に動くのが良いと思います

 

皆が仕事に対する共通目標を持って、お互いを信頼して気持ちよく働きたいものです。